まず主語がデカすぎるのでは?
IT業界というのも広すぎるんだけど、SIerとかSI業界というのもまぁ随分と大雑把な定義で。他業界を見ても例えば飲食業に従事している人の中には星付きレストランのシェフもいれば、ロードサイドのチェーン店の店舗システム担当まで色々いるわけですからね。
業界に属している法人という切り口にすると、業界横断で共通のFinanceやHRといったFuntionに従事している人も含んで全体像がぼやけてしまうので、ここでは所謂SIerの扱うプロジェクトの営業から納品に直接関わる職種を対象としていきます。
SIer自体ITゼネコンとか呼ばれたこともあったように、実態は結構建設業に似ているところがあり、その中にも色々な人種が存在します。ざっくり分けると
- Project Manager: なんとかする人
- 業務系SE: 何を作るのか顧客と決める人
- Tech系SE: どうやって作るのか決める&実際作る人
- 品質管理スペシャリスト: SEが適当にやってないか見張る人
- 運用保守スペシャリスト: 作ったものを使えるようにサポートする人
- 営業: 顧客と飲み会する人
- 偉い人: 顧客に怒られる人
こんなところでしょうか。何かミスしていたら教えてください。Tech系SEは性能とかサイジングとかアーキテクチャとかもっと細かく分かれますがまぁざっくりこんななもんかなと。偉い人はちゃんとPMしている事もあるし、何にもわかってなくてたまに来て適当に顧客と話して帰るだけのこともあります。この辺は顧客と案件のサイズ次第ですね。
私は業務系SEからPMへ進むというごく一般的なパスでしたが、上記はそれぞれに難しさも面白さもある職種だと思います。